施工事例
三方建物に囲まれた既存の住宅地の敷地での家づくり。
プライバシーと開放感を両立するため、外壁に囲まれた庭のある間取りになっています。
開放感をより強調するため、外壁と同じ塗り壁を室内に施したり、窓の高さで天井の高さを決めたり、室内外のつながりを感じられるデザインでまとまめました。
凸凹した間取りや天井の高さの変化で空間に変化を与えることはせず、なるべくシンプルな空間づくりに徹しています。
その代わり空間の変化は、仕上げや造作によって演出しています。
床は無垢材、壁はPORTER’S PAINTS(ポーターズペイント)と言う表情のある塗装仕上げ、室内の建具は枠のない神谷コーポレーションのハイドア、造作のキッチン、ウッドデッキや厳選した植栽といった外構計画など、細部にまでこだわり満載です。
実はシンプルにまとめる引き算のデザインの方が難しいものだったりします。
しかしシンプルにまとめられると、インテリアで空間の変化をつけやすく、年齢の変化にも柔軟に対応することができます。
このように時間軸で考えた設計が、弊社の大切にしている想いの一つです。
居心地の良さといった観点で、眩しさを感じさせない照明計画が大切です。
光源が直接見えないように、ダイニングにはルイス・ポールセンのPH5という名作ペンダントライトを採用しています。
リビングは一般的なダウンライトだとソファーで寝転がる時に光源が目に入ってしまうため、あえて間接照明だけ。
また外構の植栽計画にあわせて照明も点けることで、室内外が一体的に見えて面積以上の広がりが感じられます。
住宅概要 |
注文住宅 |
土地面積 |
221.06㎡(66.89坪) |
延床面積 |
125.36㎡(37.93坪) |
建築地 |
石川県河北郡内灘町 |
UA値 |
0.29 |
C値 |
0.04 |
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